ユーザー投稿 User Created

ITソフトウェア・世界基準のウェブシステム・業務システム・プラットフォーム開発なら未来創造
NOVEL DAYSユーザー投稿作品

夜の図書館 2F

  • 一般小説

    アーカイブ,プロトタイプ論,転写,釣りが趣味(嘘)

    作品タイトル:夜の図書館 2F

    エピソード名:第54話  騙されない慌てない

    作者名:gatehiro

    社会・思想 | 連載中 | 47話 | 326,550文字

    お祓いの意味を込めて......

    これは人でもある。人の内にて宿るもの。
    神仏に縋る前に、人、自らが、先に、率先して、為すべきことがある。
    それがなき限りは、助けが来るはずが、来るはずが、あるもんかい!。

    *童子もある意味、ジニーとしてのものなんだ…。
     感傷をもってして、ことの終焉へと、その深淵へと連れ去っ…。
    *怒り、恨み、悔恨、愛惜、憎悪、糾弾…。彼女の世界にはなんの希望も生もない!。
    *センチメンタリステリニアン・エレジスティック・ドュ〜ムドとでも名付けようか?。
    *まだ幼く、またつたなき限りの、そのままの、良心が、かって住処とした、してた、
     選んでた、若き日に萌えいづるままのその自己観念の内にてでしか、
     自己を覚えられてなかった、識り得なかった、そんな者達。
     そんな彼らが現実の前に、ただいたずらに撃墜されての、しまっての、
     その後の観念喪失としての状態、これによってなるそのあくまでも空虚なる
     それにてでしかあれない、はっきり言って挫折としか総括できない、できなかった
     ことの事態を内面化しての、その独善的にして身勝手なばかりの個人世界…。
    *???!!!!…?。

    アタリマエのことなんだけども、すべては、彼の一人芝居。
    了も明も美樹ちゃんもすべて、彼自身なんだ。
    この一人芝居において、彼は絶対にやってはいけないことをやった。
    美樹ちゃんを殺したことを言っている。
    何故だ?!
    現実たるものがとにかく面白くなかったから、
    気にいらなかった、つまらなかった、むなしきもののその限りだったから。
    そんで、真紅の色をもってして、その現実を切り割きたくなってしまっていたのだ。
    そのビジョンをもってして味わうその生の実感を、切望してしまってた……。
    文字通りに彼は悪魔に命を売ってたのだ。
    それも、なんの躊躇も、ためらいもなく!。
    喜び勇んで!

    このジニーが曲者。
    欺瞞の一切を、呵責の一切を、感じないで済む、
    分からないように、してくれている…。

    了と明との間における、その愛は、自己愛としてのものになる。
    自身の命を、我が生存を、その存命なることを、愛しんでのものでしかない...。

    マリア様がお可愛そうなのでしばらく絵を換えます。
    せめて目ぇ〜ぐらいは保養させてあげないとねっ!
    とか言って、実は釣り針です。

    あと二回ぐらいかな…?。
    次回はおもくそアクセル効かす。
    悪辣なる語りになりそう...。