NOVEL DAYSユーザー投稿作品
サクラ・スキップ
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一般小説
女性同士の恋,保健所の仕事,公衆衛生医師,大人になりきれない,謎が残る物語,シリーズ一作目,大学生活,シスロマンス,GL/百合,不倫表現あり注意
作品タイトル:サクラ・スキップ
エピソード名:□ 四十一歳 冬(11)その1
作者名:nijiiro-osakana
恋愛・ラブコメ | 連載中 | 97話 | 410,107文字
【あらすじ】
他人との関係をうまく作れない「堀川歩(ほりかわ・あゆみ)」は、父親の病院を継承するために、地方の医学部に進学した。
大学生活も淡々と過ごすつもりだった歩は、入学時説明会で一人の同期生「佐倉慧(さくら・さと)」と知り合う。
彼女は歩の心に深く入り込み、すぐに彼女は、歩にとって友人以上に大切な存在となる。
しかし慧は大学中の人気者で、歩は学生の中の異分子。歩は距離を取ろうとするが、慧と親しくなりたい人間からの嫌がらせが続く。
それが高じて、歩は大怪我をさせられ、留年することに。
慧はそれを知っていてなお歩のそばを離れず、今度は慧の目の前で歩は怪我をする。
歩は二度の大怪我により、記憶障害になり、他人との関わりがさらに困難になる。
学年が離れた歩と慧は、以降はほとんど接点がないままに別の人生を歩むことになる。
それから二十数年。
歩は結婚し、大学から離れた地方都市で保健所の医師として働いていた。
公務員としてゆっくりと暮らす中で、大学生の頃のことはすっかり忘れていた。
しかし新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、心身を休める時間が取れなくなった。
そんなある日、慧から歩に電話がかかってくる。
「会いたい」と言い、急にやって来た慧は、大学生の頃と変わらない態度で歩に接する。
慧の真意が分からず、記憶も曖昧で、歩は混乱する。
しかし、二人で過ごす時間は他のどんなものより、歩を癒してくれる。
歩は失ってしまった時間を取り戻したいと強く願うが……。
※サクラ・スキップは完全連載方式です。
(つまり書いたらすぐに上げてます)
多少、オカシイ所があるかもしれませんがどうぞ気にせず流して下さいませ。