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十六歳の木目は百年を越えて
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一般小説
【課題文学賞その十】,木彫,悶々
作品タイトル:十六歳の木目は百年を越えて
エピソード名:十六歳の木目は百年を越えて
作者名:Takanori_Anaki
現代ドラマ・社会派 | 完結 | 1話 | 1,977文字
むかし私にもあった十六歳を振り返ると、思い通りに動くようになった手先で何を表現をするか、芽生えた性意識をいかに周囲に悟られないように発散させるか、その二つを中心にひたすら自我を捏ねくり回した年頃ではなかったか、と思い返します。タイトルは「百年の悶々」とかを考えましたが、恐れ多くてやめました。