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Maria ―異端審問会のマリア―

  • 一般小説

    女主人公,猟奇事件,実際の事件,シスター,日本刀,吸血鬼,不死者,切り裂きジャック,ロンドン,フィレンツェ

    作品タイトル:Maria ―異端審問会のマリア―

    エピソード名:第三十話 epilogue

    作者名:Rosso-fischio

    ファンタジー | 完結 | 30話 | 106,827文字

     十九世紀末。ヴァチカンにある、奇跡や怪奇を扱う部門〝異端審問会〟に所属するシスターのマリア。ロンドンのスコットランドヤードの依頼で、〝切り裂きジャック〟による連続殺人事件の解決に協力するため、現地に赴くように命じられる。
     ロンドンで四人の怪奇な事件の専門家たちと落ち合い、協力して犯人を追うことになっていたが、現地にいたのは五人のハンターたち。一人は紛れ込んだ誰かで……それは、敵だ。
     やがて、犯人を特定したマリアだったが……。

     下って二十世紀。イタリアのフィレンツェ近郊で、かつての〝切り裂きジャック〟が甦ったかのような連続殺人事件〝イル・モストロ事件〟が発生。マリアは〝切り裂きジャック〟が関与していると睨み、再び事件に挑む。
     しかし、八十六年を隔てている事件にも拘わらず、マリアは以前と変わらぬ姿のままだった。

     二世紀にまたがる二つの事件を追うマリアとは、いったい何者か――?


     〝切り裂きジャック〟と、イタリアの〝切り裂きジャック〟と評される〝イル・モストロ〟事件。実話である二つの事件を基にした物語。