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おもちのことほぎ
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一般小説
ネコ,保護ネコ,小児がん,,ネコ中心の生活,極力家に居たい,ネコグッズだらけ,万引,不登校,ネコと人間,幸せとは
作品タイトル:おもちのことほぎ
エピソード名:わたし編 五話
作者名:ekarian
現代ドラマ・社会派 | 完結 | 13話 | 26,856文字
わたしと兄。
デブスで何事にも自信の持てない、引っ込み思案なわたし。
対照的に、学業、スポーツともに秀でたイケメンの兄。
ただ、兄は小児がんに襲われ、中学3年生で亡くなるまで闘病の日々を過ごす。
暗く沈む我が家に、いっ匹の仔猫が紛れ込んで来ました。
ネコは我が家を、まったく違う家族に替えてしまったのです―
それから20年後、わたしは結婚しふたりの息子を持ちます。
息子たちは喧嘩ばかり、そして家族に関心を示さない夫。
やがて、長男は万引で捕まり、次男は不登校に。
そんなとき、再び、仔猫が我が家にやって来ました。
変貌を遂げる家族―
ネコには家族を変てしまう、そんな不思議な力があるのです。
ネコと人間の感動の物語です。