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黄金龍と星の伝説 ―全篇―
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一般小説
生きる,人間,ヒューマンストーリー,黄金龍,星
作品タイトル:黄金龍と星の伝説 ―全篇―
エピソード名:第74話 第三章/銅鏡の秘密 道のり -3
作者名:otazune24no904
自己啓発 | 連載中 | 74話 | 179,153文字
第一章のあらすじ
幼い頃に両親を亡くし、お祖父さんに引き取られ、大工の親方に預けられて修行に励むシンは、兄弟子の虐めに遭い大怪我を負わされます。
その後、介護をしてくれたお祖父が亡くなり、シンは、生まれた家に戻り家具職人として独立します。
そんなある日のこと、見知らぬご婦人がやって来て、いきなり、持っていた紙包みを投げるように手渡して帰ってしまいます。
手渡された物はずっしりと重く、中からは、その昔、神社の宮司をしていたご先祖様が社に祀っていたと伝わる、「神器の鏡」が現れました。
しかし、そうとは知らないシンは、銅鏡を磨いて店の玄関先に飾ることにします。
それから数年後、シンの家に訪れたのは、今にも事切れそうな老人でした。
老人は、玄関先に飾ってあった、その銅鏡を指差して、
「わたしは、ここへ導かれたのです……」と、
その身なりからは想像もできない旅のはなしを語りはじめます・・